大学受験における「 配点 」の重要性。「配点」を意識しない勉強は時間の無駄です。

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今回は大学受験の勉強において、最も意識すべきことと言っても過言ではない「 配点 」の話をしていきたいと思います。配点を意識せずに勉強に取り組むと、せっかく頑張った勉強時間が無駄になる可能性があります。
効率よく勉強するためには、絶対に欠かせない話です。

大学受験における「 配点 」とは

大学受験では、当然テストの点数で合否を決めます。
そのため、合計得点が高い人からご各社となっていくのですが、
大学や学部によって配点は大きく異なります。

例えば
「早稲田大学政治経済部」であれば、
英語90点
国語70点
数学or社会70点
という配点です。

同じ早稲田でも
「早稲田大学教育学部」では
英語50点
国語50点
社会50点
という配点なのです。

同じ大学でもここまで配点が異なっているのです。

国公立の
「首都大学法学部」であれば
センター試験600点
個別試験400点


「筑波大学 社会・国際学群 社会学類」だったら
共通試験450点
【内訳】
国語100点
社会100点
数学100点
理科50点
外国語100点

個別試験800点
【内訳】
国語400点
社会or数学400点
英語400点

1200点を800点に圧縮。という配点になります。

私立の中でも配点は様々、更に国公立が加わるとここまで違いが出るのです。

なぜ「 配点 」が重要なのか

では、なぜ配点が重要なのでしょうか。
上記に配点を見て気づいた方もいると思います。
そうです、科目によって配点が違うためそれを意識して勉強時間を分配する必要があるのです。

まずは私立大学です。
早稲田大学政治経済学部では英語の配点が高いので、当然英語に多くの時間を割かなければならないと感じるでしょう。
では、教育学部はどうでしょうか。まさかの全科目同じ配点です。社会と英語が同じ配点なのです。
少し驚きませんか??

次に国公立大学です。
首都大学東京の法学部は共通試験に半数以上の配点が置かれています。
しかし、筑波大学はどうでしょうか。個別試験に重点を置かれているのがわかると思います。
そのためいくらセンター試験が良くても、個別試験がいまいちでは合格することはできません。
この事実をきちんと理解することが大事です。
受験勉強初期の段階では、確かにどの教科もきちんと勉強する必要がありますが、
受験直前期になると、さらに配点を意識した勉強が重要になります。

自分は英語が得意で社会が苦手だから、英語の配点が高い青山学院大学を受けよう。」だとか、
「国公立志望だけど共通試験はいまいちだめで個別試験で勝負したいから、共通試験の配点の低い一橋大学を受けよう」

などの戦略が大事になってきます。

「 配点 」を意識して勉強する

だから、配点を意識した勉強をしましょう。
英語:国語:社会の配点が3:2:2ならば勉強時間も基本は3:2:2で勉強するようにしましょう。

得意教科・不得意教科なども考慮した時間配分が必要ですが。
みなさん配点が違うのに同じだけ勉強量取っていませんか?それって合理的じゃなくないですか?配点にそって勉強をしましょう。

英語はどこの大学も配点が高いことが多い

あとひとつ大事なことを言います。
英語はどの大学も配点が高いことが多いです。
つまり、どっちにしろ英語はできるようにしないといけないのです。
英語を得点源にできればライバルを突き放せる。
逆に英語を苦手教科にしてしまうとライバルに大きく突き放される結果となります。
英語だけは見捨ててはだめです。
英語を基礎から頑張ろうと思った方はこちらの記事をどうぞ。

まとめ

今回は大学受験における配点のお話をしました。

大事なことは

・配点を意識して勉強をしよう

・英語はどの大学でも配点が高い

ということです。

配点を知ることで無駄な勉強時間を割かなくてよくなります。効率よく勉強しましょう。
では、また。

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