そろそろ大学受験の結果が全て出揃ってきた時期でしょうか。
今回は、 大学受験失敗 してしまったと感じてしまった方に向けて、どのように挽回していくかを考えていこうと思います。
そもそも受験失敗するとどうなるのかというお話もしていきましょう。
こちらの記事を読んでいただいてからのほうが内容が入ってくるかもしれません。
そもそも 大学受験失敗 の定義は
ここは軽く読み流してしまっても問題ありません。
人それぞれ、大学受験失敗とする基準が異なると思います。
東大志望の人からすれば、早慶に合格したであろうと大学受験失敗と考える人もいるでしょうし、
日東駒専に合格して大学受験は万々歳という方もいるでしょう。
それぞれ良し悪しではなく、人それぞれの基準でしかないのです。
今回の記事では、あくまで志望校含め、行きたい大学に受からなかった人を大学受験失敗と定義して話していこうと思います。
定義なんていう堅苦しい話をしましたが、自分が大学受験に失敗したなと感じる人、全員に当てはまる内容になると思います。
あまり気にせずに読み進めていってください。
大学受験失敗 するとどのような影響があるか
就職活動で不利になる可能性がある
世間の受験生が一番気にしていることは、多分これではないでしょうか。
「偏差値の高い大学に行けないと、大企業(いい企業)には就職できない。」
確かに、世間で言われている「学歴フィルター」というものは存在します。
世間に存在する一部の企業では、MARCH以下の大学はエントリーシート(履歴書)が通過しづらくなることがあります。
また、一部の企業では、「東大派閥」といったような、特定の大学が出世において優遇されるというものもあります。
そのような一部の企業に行きたいと考えている人にとっては、その大学を卒業しないと厳しいものがあるのは事実です。
ただ、そのようなものがあるのはあくまで一部の企業に過ぎません。
大半の企業では学閥はありませんし、例え学歴がそこまで高くなくても、学生時代に一生懸命取り組んだものがあればエントリーシート(履歴書)で落とされることはありません。
学生時代の過ごし方に関しては後述いたします。
学生生活の充実度が下がる可能性がある
偏差値の高い大学には、勉強だけでなく、それ以外のことにも一生懸命取り組む人が集まります。
思い出してみてください。大学の学園祭が有名な大学は、基本的に偏差値の高い大学ですよね。
慶應大学の三田祭、早稲田大学の早稲祭、東京大学の五月祭など、
基本的には高学歴とよばれる大学ばかりです。
偏差値の高い大学にはそれほど意欲溢れる学生が多いため、学校全体で取り組む学園祭なども活発になるケースが多いのです。
偏差値の高い大学に行くと、相対的に意欲が低い学生が集まりやすくなるので、学生生活の充実度が下がる可能性があります。
学歴マウントをとれなくなる
まだまだ世間の大学の価値というものは、どうしても偏差値で測られてしまうことが多いため、大学の上下を偏差値で測ってしまっていると思います。
なので、大学受験に失敗し、偏差値の低い大学に行くと、学歴でのマウントを取ることはどうしても難しくなってしまいます。正直、しょうもない話ではありますが。
高校の同期に会いづらくなる
高校生は人間的な成熟もこれからでありまだまだ考え方が幼いので、友達間の序列が勉強のできるできないで測られてしまうことがあるでしょう。
大学受験で失敗し、友人間の序列が低くなってしまうと、あまり会いたくなくなる友達もいるでしょう。
しかし、これに関しては持論ですが、大学でしか自分のこと見てくれない友達とは会わなくていいと思います。
綺麗事かもしれませんが、大学の合否で態度を変えない友達が本当の友達です。
むしろ大学受験をいい機会と捉えるといいと思います。
逆にいい大学に入ったからと近づいてくる友達も要注意です。
自分としてはうれしいかもしれませんが、それはあなたに魅力があるわけではなく、あなたの大学に魅力を感じているだけです。
大学受験失敗 は挽回可能なことが多い
大学受験に失敗したと感じた人にとっては嬉しいお知らせです。
それは、大学受験の失敗は十分挽回が可能なのです。
(前提として大学受験に一生懸命取り組んだと自信をもって言える人間性を持ち合わせていることです。)
大学受験失敗 挽回の仕方
学生生活に本気で取り組む
まず1つ目は学生生活に本気で取り組むことです。
大半の大学生は、受験勉強の緊張から解放された反発で、とんでもなく怠惰な学生生活を過ごします。
(私も大学生の途中まではそうでした。)
中途半端にサークルに取り組み、酒を飲み、適当にアルバイトをし、適当に授業に取り組むような日々を過ごす学生が大半になります。
そこで、何か少しでも真剣に取り組むと、周りの大学生と大きな差がつきます。
例えば、高校までと違う活動をサークルでしてみる。それも本気で。
真剣にアルバイトに取り組んでみる。長期インターンで早いうちに働く経験をしてみる。死ぬほど勉強に打ち込む。
海外留学をしてみる。
など、方法はいくらでもあります。
そうすることで、就活の面接で聞かれる「学生時代に力を入れたこと(=ガクチカ)」にきちんと答えられるようになるだけでなく、人間的にも魅力的になることが出来ます。
(何かに真剣に取り組んでいる人は、どこか素敵に見えますよね)
これまで学生をたくさん見る機会がありましたが、何かに本気で取り組んだことのある学生は、どこか自信があるように見えます。
逆に何にも本気で取り組んだことのない人間は、どこか自信がなさげ、自信がないのを嘘で塗り固めています。
なんとなくの顔つきで分かるのです。
だからこそ、大学受験で失敗してしまったと感じている人は、学生生活のうちに何かに真剣で取り組んでください。
それだけで、絶対に何かが変わります。
こちらの動画も参考にご覧ください。
大学院試験を受ける
大学院の試験で、大学よりも評価の高い大学院を受けるという方法も1つです。
いわゆる「学歴ロンダリング」というものです。
基本的には最終学歴で評価されることがあらゆる局面では多いので、大学院で挽回するのはかなり良い手段だと思います。
ただ、難易度自体は大学院の試験ほうが簡単ということは全くないので、そこは注意する必要があります。
文理ともに大学の偏差値が高い大学のほうが、研究に本気で取り組んでいる学生も多いと思うので、大学院試験を受けて学歴ロンダリングをして、高い偏差値の学歴を手に入れると共に、学習意欲の高い学生と研究に励んで人間的に成長するのはとてもいい方法でしょう。学歴の挽回に繋がります。
就職活動に本気で取り組む
就職活動の取り組み方次第では、学歴をひっくり返すことは十分に可能です。
高学歴の学生であれ、就活をなめてかかり爆死する人もいる一方、本気で取り組むことで学歴をひっくり返すような内定先を手に入れる学生もいます。
だからこそ就活はとてもチャンスです。
ただ、前提としてある程度学生時代に力を入れたことがある必要があるので、上で述べた「学生時代を本気で過ごす」ことはセットで大事なことでしょう。
この「学生時代」「就活」に関しては、こちらのブログをぜひ読んでみてください。
まとめ
今回は大学受験で失敗した学生向けに、大学受験失敗の取り返し方をレクチャーいたしました。
たかが大学受験の話です。それ以後の取り組み次第のほうがむしろ大事なのです。
それ以降のほうが差がつきやすいのです。受験勉強は多くの人が真剣に取り組むにも関わらず、
学生時代大半の人間がさぼるから。
だから、受験失敗はある程度したら切り替えて、大学受験をどう過ごすかにシフトしていきましょう。
ただ、だからといって大学受験を終える前から、頑張らない言い訳にしていいわけじゃないですからね。
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