一般的な人々が避けては通ることのできない「 受験勉強 」。
浪人が終わった翌年から本ブログを立ち上げ、本当に細々と投稿を続け、気づけば社会人になっている筆者目線で、「受験勉強」というものが本当に社会に出て役に立つのか、
お話していきます。
1.受験勉強 で培った学び方は一生モノ
まず1つ言えることは、受験勉強を通じて得た「学び方」は一生モノです。
例えば英語の勉強を通じて得た「自分が現時点で知っているものではなく、未知のルールが存在する知識分野がある場合は、そのルールに則り物事を思考・判断しなくてはいけないということ」。
英語は日本語とはルールが違います。日本語と同じ考え方で英語を読んでいた人は、あまり英語が出来なかったと思います。
社会に出るようになっても違うルールの上で仕事をしないといけないことが多々あります。今までの自分が知っているルールを捨て、新しいルールの乗っかっていく能力は必要なことです。
また、色々な教科の勉強を通じて、体系的な何かを学ぶ方法(抽象化)を身につけることが出来たと思います。
今後の人生でも、仕事に関連した分野を学ぶことは尽きないでしょう。受験勉強を通じて得た「学び方」は一生モノです。
2.受験勉強 で得た学ぶ姿勢は一生モノ
1と少し近い部分もありますが、受験勉強で得た「学ぶ姿勢」というものも一生モノです。
大学受験に合格するためには、嫌だとしても未知の事を学ぶ必要があります。それは数学の新しい分野もそうだし、歴史の新しい範囲もそうです。
テスト範囲に対する習熟度を高めないと受験に合格することが出来ません。
それは、社会に出てからも同じです。
ついた職業に関する知識を深めないといけません。営業であれば、営業の方法を学ぶ必要があります。
社会は常に移り変わるので、新聞やニュースに目を通して最新の情報に触れ続けることが必要とされます。
その全てに対して前向きに学ぶ必要があります。
そういう意味で、受験勉強を通じて育んだ「前向きに学ぶ姿勢」というものは一生モノです。
3.受験の結果として得た「学歴」はたいして役に立たない
ここまで受験勉強が社会に出て役に立つという内容をお届けしてきましたが、受験の結果として得た「学歴」はたいして役に立たないという話をしておきます。
これは早稲田に合格して一定程度の学歴を手にした人間だから出る発言である可能性も0とは言い切れませんが、私目線での話をさせてください。
確かに偏差値の高い大学に行くメリットは相応にあります。
それは相対的にレベルの高い人間が集まることが理由だったりしますが、今回いう「学歴」はそういったことではなく、ただの大学名の看板の話です。
確かに就活において学歴フィルターを用いる企業はあります。そのような企業では学歴が必須でしょう。
一方で、同じ企業に入社したのであれば、それ以降の学歴は昇進にほとんど関係ありません。
学歴に関わらず仕事が出来る人はできるし、できない人はできません。
転職するにあたっても学歴より職歴が見られます。最近は特に学歴を見ない傾向になってきています。
看板としての大学名より、入学した大学で何を学んできたのか。就活においてはそこを重視されるようになってきています。
4.まとめ
大学受験合格という目標に向かってハチャメチャに勉強を頑張ることはとても大切です。
このブログは受験生が大半だと思いますので、その方にこんなことを言うのもあれですが、受験勉強は結果よりもその過程で得た能力のほうが何十倍も大切です。
一方で逆説的ではありますが、結果にこだわって取り組むことでその能力は得ることができます。
とにかく難しいことは考えず、まずは結果にこだわって努力をして欲しいと心の底から感じます。
受験勉強で努力したことは社会に出て無駄になることは全くありません。頑張ってください。
大学入学以降にどうしたらいいかは、またその時考えましょう。相談に乗ります。
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