【代ゼミ講師】 西川彰一 先生の評判は?

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代ゼミのおすすめ講師紹介です。今回は、英語科の 西川彰一 先生をご紹介します。熱くもクールな先生です。

西川彰一 経歴

代々木ゼミナール英語科講師の西川彰一先生。早稲田大学商学部出身の先生です。

早稲田出身の先生ですが、ライバルの慶應を倒すために、長年慶應の英語を研究した結果、早稲田よりも慶應の入試問題のほうが詳しくなってしまったという先生。
代ゼミでも「慶大英語」を長年担当されています。

西川彰一 特徴

彼自身、受験生の頃に予備校に通った経験は全くないそうです。
というよりは、予備校がないような田舎に住んでいました。

西川先生が受験生だった当時の勉強法としては、とにかく学校の授業を大切にしていたそうです。
学校のリーディングテキストの全訳を英語学習の軸に添えていました。

赤本に出会ったのも高校3年生の12月だったらしく、「○○大学の英語」という考え方を好まず、どの大学にも通用する普遍的な英語力を大切にする先生です。
故に構文と単語を大切にする先生です。

特に単語に関しては、代ゼミのどの講師よりもその重要性を説きます。

「文章の書き手は、読者が単語を知らないことを考慮してその文章を書いていない。」
という考えの元、どれだけ難しい単語でも覚えることを奨励します。

故に、単語の推測を授業中にすることはほとんどありません。

正直言って、「こんなん知るはずねぇだろ」みたいな単語もかなりあります。
もう少し、推測もしてほしかったというのが多少の本音ではあります。

さて、西川先生の特徴は、英文のヨコの構造(単語や構文)を丁寧にとることを大切にしながらも、英文のタテの構造(文脈や論理展開)を大事にする先生です。

1学期はヨコを完璧にすることを目指します。
そして夏は、ヨコからタテへ徐々に話を展開させていき、2学期以降はタテの話が増えます。

私は、西川先生に教わってはじめて「論理展開」というものを知れた気がします。
西川先生がこんな風に教えていた、みたいな例をあげると・・・

まず、英文の第一文で

「Education has been called American’s religion. 」

 (教育はアメリカの宗教と呼ばれてきた。)

ときたとします。かなり抽象的な文ですね。

そうしたら、その文に対して「Why?」という気持ちを持ちながら次の文を読むのです。
そうすると次に具体例がきたりしますが、そのような場合も
「あーこれは「教育がアメリカの宗教と呼ばれてきた」という理由を説くための具体例なんだな」
という意識を持ちながら読んでいくのです。

そうすると、話の論旨を失わず今どうして「対比」の接続詞が登場したのか、この話はどの話が展開されてきた先なのか。

などということがわかります。

また、西川先生は授業中によく英作文を書かせます。
そして教室をぐるぐると回ります。自分の書いた英作文を先生に見られるのは恥ずかしいかもしれませんが、先生は「出来の悪い生徒をかわいいと思う。」とおっしゃっていたので、どんどん間違えましょう。

そして先生の指導を受けましょう。

先生の授業を受けるならば「読解」の授業がおすすめです。
本格的な受験英語の英文読解を学べると思います。先生が唯一出している参考書をご紹介しておきます。

先生の読解ノウハウが詰まった一冊です。

代ゼミのYouTube公式チャンネルで西川彰一先生の授業動画があったので、ぜひ参考にしてみてください。授業のイメージが湧くと思います。

代ゼミ〈講師紹介〉英語/西川彰一講師

予習・復習の仕方

予習・復習の例をご紹介します。

予習では問題の英文を読んで答えを出す作業をしましょう。
テキストのコピーを取って、そのコピーに予習しましょうね。

大事なことは、問題を解くだけでなく、構文と訳の不明な点を明らかにしておくことです。

上級者の方は、ここの文はここの文と内容的に繋がっている、この単語は前のこの単語を言い換えたのだ、抽象→具体の流れだ。などと論理展開を意識して読むようにしましょう。

復習では、不明だった訳と構文を解決し、先生がおっしゃる論理展開と自分が予習した展開と答えの「ずれ」を意識しましょう。

そのうえで、復習をするときに何も書いていないテキストで読み直し、先生が読んだ流れの通りに読み、解答をしましょう。

この「ずれ」を意識することはとても大切です。この「ずれ」こそ改善点であり、伸びしろです。

また先生は黒板の左(?)をタテの説明、右(?)をヨコの説明に使います
ノートも同じようにとるようにしましょう。

万が一テキストが見開きで、右ページが真っ白であるならば、その右ページに板書するのもいいと思います。

復習で分からなかった点は先生に質問するようにしましょう。先生はとても丁寧に解説してくれると思います。
ですが、授業が終わるとすぐ煙草を吸いに行ってしまうので、タイミングを見計らって質問に行きましょう。

まとめ

今回は「西川彰一」先生についてご紹介しました。

高校の先生とは一味も二味も違う英語の先生です。

英語を論理的に読むとは何かを知りたい方は、ぜひ授業を受けるべきだと思います。
すぐに虜になると思います。とにかく熱くて優しい先生です。

代ゼミでは単科ゼミを利用すれば1教科から受講できます。またサテライン予備校での映像授業の受講も可能です。ぜひ受けてみてください。

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