今回は 代ゼミ が実施している模擬試験の中で特におすすめする模試をご紹介します。
代ゼミは事業の大幅縮小により、校舎を減らし、マーク模試の実施も取りやめました。
その結果、代ゼミは各大学の偏差値を出すことをやめました。
しかし、それでも代ゼミには良質な模試が数多く残っています。
そのいくつかをご紹介していきたいと思います。
代ゼミ 早大入試プレ
代ゼミのおすすめ模試1つ目は「早大入試プレ」です。
早慶の模擬試験というと河合塾の「早大・慶大オープン」が有名かなと思います。
しかし、あの模試にはとても大きな欠陥があります。
それは、早稲田と慶應の問題を同じ時間の中で半分ずつ解くことになるのです。
本来はそんなことありますか?90分の中で早稲田の問題を半分、慶應の問題を半分、そんなことはないはずです。
代ゼミの「早大入試プレ」は早大の過去の問題と同じ形式で出題されます。
まさに、本番の入試そっくり。時間配分も解く順番なども本番を想定したものが行えると思います。
しかし、そこまで受験者数が多くはないので、判定については「?」な部分もあるかもしれません。
河合塾の「早大・慶大オープン」も早慶志望の中で自分がどの偏差値なのかということは分かると思います。
しかし、それはあくまで偏差値の話。受験の合否は、早慶の問題が解けるかどうかですべて決まります。
模擬試験の出来ではありません。本番を想定していない模擬試験を受ける意味はあるのでしょうか。
代ゼミ 慶大入試プレ
代ゼミのおすすめ模試2つ目は「慶大プレ」です。
おすすめする理由は早大入試プレとほとんど同じなので割愛させていただきます。
代ゼミ 東大入試プレ
代ゼミのおすすめ模試3つ目は「東大入試プレ」です。
おすすめする理由は、春と冬に2回開催されるからです。
1度目は受験勉強を始めてまもないタイミングで受けることになるでしょう。
おそらく、全然解けないと思いますし、結果も散々なことになると思います。
そういう意味でへこむと思いますし、いい意味で刺激になることは間違いありません。
模試によって焦りを覚えて、エンジンをかけなおすきっかけになると思います。
そして2度目は冬に開催されます。この模試が受験勉強を始めてきた勉強の成果をぶつける場になると思います。
そこで思ったより戦うことが出来れば今までの勉強の正しさを実感することが出来るでしょう。
逆にあまりできなかった人は、最後の追い込みを誓うことになる刺激となるでしょう。
現役生だとまだまだ出題範囲の学習が終わっていないかもしれません。
しかし、現時点の習熟度でどこまで解けるか、ということを知る機会になりますし、浪人生との学力差に歴然として、本番でのリベンジを固く決めるきっかけになるでしょう。
春と冬の2回開催されるというポイントがこの模試のおすすめなのです。
京大入試プレ
4つめにおすすめする代ゼミの模試は「京大入試プレ」です。
おすすめする理由は「東大入試プレ」と同じく、春と冬に2回開催される点です。
まとめ
今回は代ゼミのおすすめ模試をご紹介しました。
この記事でおすすめした模試だけが良質な模試というわけではございません。
もちろん他の「北大入試プレ」などもおすすめです。代ゼミ職員と講師がタッグして作成した最強の模試です。
模試選びでも、大勢が使っている安心感でなんとなく他予備校を選ぶのではなく、主体的に選択していきましょう。
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