大学受験 「 英単語 」学習法【覚える時のポイント】【語彙力を鍛える】

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大学受験における「 英単語 」の学習法についてお話していきます。
今回はその中でも、英単語を覚える時のポイントについてアドバイスさせていただきます。
英単語を覚える時に多くの受験生は「意味」と「つづり」だけ覚えると思います。

しかし、実際この2つを覚えるだけでは、英単語学習の5割をこなしただけにすぎません。
結論から申し上げますと、
意味、つづり、品詞、語法、文型、発音を覚えて初めて英単語を暗記することが出来たということが出来ます。

英単語 の「品詞」を覚える

英単語を覚える時のポイント1つめ。品詞を覚えましょう
品詞が分からないと、英文の構造を見抜くことができません。
それはすなわち、誤読に繋がります。
それなりに英語をやってきた頭のいい子でしたら、感覚的に単語の位置でおおよそ品詞は推測できると思います。
しかし、品詞を推測するという作業を挟むと読解で余計な時間をロスしてしまいます。
英単語学習の時点で、品詞を覚えることで、構造把握にかかる時間を減らすことが出来るのです。

英単語 の「語法」を覚える

英単語を覚える時のポイント2つめ。語法を覚えましょう
そもそも、語法とは何でしょうか。
語法とは、「makeはinと相性がいい(made in Japan)」などの、単語と単語の決まりきった組み合わせを指すことが多いです。
他にも「provide A with B」「devote A to B」など、英単語があれば語法があります。

なぜ語法を覚える必要があるのか。
その理由は、語法を覚えていないと、構文が正確にとれずに誤訳、誤読してしまう可能性があるからです。

例えば、先ほどの「provide A with B」を例にとると
I provided him with this pencil you bought yesterday. という文章があったとします。

この文章を読むときに「provide A with B」という知識がないと、with以降を(前置詞+名詞)でかっこでくくってしまい、本来の意味とは違う訳し方をしてしまう恐れがあるのです。

「provide A with B」という知識があれば、provideという動詞を見た時点でwithの出現を予測することができ、誤読することはありませんし、読解のスピードも大幅に上げることが出来ます。

語法はルールであり、決まっているため覚えるしか方法はありません。
語法を英単語の学習とは別で覚えるのではなく、英単語を覚える時に一緒に覚えてしまうことが最も効率が良いです。
システム英単語などは、ミニマムフレーズで最も頻出な語法を載せてくれているので、効率的な単語帳と言えるでしょう。

英単語 「動詞の文型」を覚える

英単語を覚える時のポイント3つ目。語法と近いですが、動詞の文型を覚えるようにしましょう
動詞の文型を覚える理由とはなんでしょうか。これも語法と同じく、誤読を防ぐためです

例えば、make。
I made a mistake in his report secret.
なんと訳しますか?
「私は彼の秘密のレポートの中でミスをした」と訳した方。見事、不正解です。
これはmakeの取り得る文型を暗記していなかったために起こるミスです。
make は確かにSVOという文型だと「Oを作る」という意味になりますが、SVOCだと「OをCにする」という意味があります。

この文型の知識があれば、

I made a mistake <in his report> secret.
S V O C

と見抜くことが出来、make O C の文型であるため、「私は彼のレポートの間違いを隠した。」と訳すことが出来ます。

文型を覚える理由、理解いただけましたか?
動詞を覚える時は必ず動詞がとりうる文型を覚えるようにしましょう。

特に基本動詞に関しては必ず覚えるようにしましょう

英単語 「発音」を覚える

英単語を覚える時のポイント4つ目。発音を覚えるようにしましょう
「読めない単語を聞き取ることはできない。」
これが全てです。発音できない単語を耳では聞き取れません。
大学入試も改革が起き、多くの大学では以前より、「聴く・話す」を重視するようになりました。
リスニングの配点も多くなることは間違いありません。
発音を覚えることで、英単語の勉強を通じて、リスニングとスピーキングの対策を同時に行いましょう。
リスニングとスピーキングの勉強は英単語学習からです。
発音学習の入門としておすすめの書籍を貼っておきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は英単語を覚える時のポイントをお伝えしました。
表面的な暗記にとどまらず、深い暗記をして、他の受験生と差をつけましょう。
次はこちらの記事をどうぞ。

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