今回は大学受験における、 世界史 通史 の勉強法を伝授しようと思います。
大学受験、特に私立文系の大学では、世界史の点数が合計得点の約3割をも占めます。
何で暗記科目にこんな配点くれるんですかね。笑
だから、世界史を得意科目にすることによって合格の可能性をぐっと引き寄せることになるんですよ。
さらに、国語に比べて世界史は、得意科目にすれば点数も安定して取れるようになります!
実際、国語は安定しないことが多い。 でも世界史は安定する!
私は現役時代、センター試験55点でしたが、浪人で勉強法を見つめなおし、本番では98点を取ることが出来ました。
まじでびっくり!その結果、センター利用を使ってMARCHに合格することが出来ました!
また世界史の難易度が日本最難関の早稲田においても、世界史で点数を稼ぐことができ、その結果合格につながりました!
教育学部で9割、商学部で8.5割取ることが出来ました。本当に世界史のおかげです。
今回はそんな私が実践した世界史の勉強法をお伝えします!!
とにかく通史!
まず一番大切なこと。
世界史を勉強するうえで最も大切なことは「通史を完成させること」です。
はい、普通だなと思った人、意外と大変なんですよー。
通史を完成させることで、世界史の学習の7割は終わったと言えると思います。
通史は、大学受験の世界史学習における「幹」です。
「幹」を学べば、どんな大学の問題にもそれなりに太刀打ちできる力が付きます。
「文化史」だったり、「家系図」だったりは、枝や葉っぱに過ぎません。
それは後から付け加えればいいのです。
したがって、とにかくまずは通史を固めることに専念しましょ。
世界史 通史 をどう学ぶか
さっき言ったんですけど、通史を学ぶことは、簡単なようで実は難しいんですよね~。
現役時代、学校の先生の話と教科書で学習していた方はあまり定着しなかった記憶があると思います。
学校の先生の授業ってなんであんな退屈で覚えられないんだろうなー。
ストーリーもないし、歴史用語の重要度も教えてくれなかった記憶が。
そこで、自学でできる通史の学習法をお教えしますね。
流れをつかめる参考書を読む
まずは、歴史の流れをつかむことが出来る参考書を読むことをお勧めします。
恐らくこの一冊が通史学習の軸となり、繰り返し読む参考書になると思います。
お勧めはずばり、『きめる!センター世界史』と『実況中継』です。
私が使っていたのはこの二冊ですが、選び方としては語り口調の参考書がいいと思います。
先生に語ってもらうイメージのやつ。
教科書のような、時代羅列的な読み物は、どことなく堅苦しく感じ、時代の流れを感じることが難しいと思います。
流れをつかめる書き込み(穴埋め)式のワークノートをやる
次に、書き込み式のワークノートを使いましょう。
予備校や学校などで授業を取っている人は、そこで使っているテキストやプリントでいいと思います。
代ゼミの佐藤幸夫先生の授業超おすすめ!とだけとりあえず宣伝しときます。
自学の人は、書き込みの参考書を買いましょう。
穴埋めにオレンジペンで書き込み、赤シートを使ってガンガン覚えていきましょう。
空欄部分だけの暗記に努めるのではなく
①で学んだ流れを意識したうえで空欄部分を覚えていきましょう。これ、大事。定着度全然違う。
お勧めは『スピードマスター世界史問題集』です。
一問一答をやる
これは②と並行してやろう。
世界史の一問一答は、やるorやらないで意見が分かれるところではありますが、苦手な人は絶対にやるべきです。
そもそも世界史が苦手な人は、圧倒的に世界史用語のストックが足りていません。
歴史の流れを説明するためには、歴史の用語を知っている必要があります。
その歴史用語のストックをためるために使うのが「一問一答」です。
①と②で学習した範囲を、隙間時間を使って、一問一答を繰り返しやりましょう。
圧倒的お勧めは、当然、代ゼミ佐藤幸夫先生の
『そのまま出る世界史の一問一答』です。
よく出る用語をもれなく網羅してくれています。
また、地図問題などにも対応している点が他の一問一答とは違う点です。
東進の一問一答は少し分量が多すぎます。
山川の一問一答も、基礎用語をたくさん載せてくれているかつ、薄さもちょうどよいのでお勧めです。
穴埋め式問題集をやる
インプットしたら必ずアウトプットをしましょう。
勉強の才能がある人は、インプットさえすれば、模試や本番でその知識をそのまま発揮できる人もいますが、
普通の人は、きちんとアウトプットの練習をしましょう。(才能ある人の意見は参考にしない!)
穴埋め式の問題集を使って、インプットした歴史用語をガンガンアウトプットしましょう。
これ、穴埋めってのが大切です。
四択問題とか今の時点では必要ありません。それは用語を覚えてからで十分。
おすすめは佐藤幸夫先生の『オンリーワン世界史完成ゼミ』です。
以上が通史の学習となります。
この勉強法を実践し、①~④を繰り返せばセンター試験で8割は取れるようになります。
世界史 通史 まとめ
通史の話が長くなったので、今回はここで話を終えることにします。
ですが、世界史の学習法で語りたいことは、今回の通史のお話で7割はできました。
それくらい通史は大切なことなのです。
通史を制す者が、受験世界史を制すといっても過言ではありません。
今の時期からでも間に合います。コツコツと勉強を重ねていきましょう。
歴史は繰り返しが必要な科目です。辛抱強く、しかし楽しく勉強をしましょう!
そんな歴史を楽しく教えてくれるのが代ゼミです。代ゼミの世界史をぜひ受けてみてください。
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