今回は大学受験における 英語 学習の指針をお伝えします。
あくまで大学受験です。
大学受験以降の英語の学習法はまた別であげたいと思います。
私は浪人の一年間、受験英語にみっちり浸かり、受験英語においては「センター試験満点」という結果を残しました。
そんな私が考える英語の学習の指針、考え方をお伝えします。
英語 力を伸ばすために必要な要素
大学受験においては英語の長文読解が配点の多くを占めます。
つまり、受験突破においては長文の攻略がカギを握ります。
では、長文読解はどうすればできるようになるでしょうか?
それは、単語・文法・構文をしっかりと学ぶことだと考えます。
なぜでしょうか。
単語を理解していても、正しい構文を学ばないと正しい読みはできません。
その逆も然りです。
文法項目の理解がないと、構文の把握もできません。
構文・文法が完璧でも、単語が分からなければ意味は理解できません。
このように
単語・文法・構文の3要素は密接に絡んでいるのです。
それでは具体的に、この3要素をいかに勉強するかをお伝えします。
英単語
単語の勉強法はとても分かりやすいと思います。
現役生は時間がないので、ターゲット1900やシステム英単語などの基礎単語帳1冊を完璧にするようにしましょう。(早慶志望以上は、もう一冊難易度の高い単語帳もこなすべき。)
浪人生は昨年の積み上げもあると思うので、単語帳は2冊、3冊とやるようにしましょう。
加えて浪人生、特に私立文系志望の方は、長文の中で出会った単語・熟語をノートに書きだし、全て覚えましょう。
これは代ゼミの西川講師の教えですが、浪人生はそのくらいの覚悟で単語の勉強をしましょう。
知識で現役生に負けるようなことがないようにしましょう。
熟語帳は1冊はやるようにしましょう。
英文法
文法は長文だけでなく、当然文法問題でも必要になってきます。
長文で使いこなせるようになるためにも、文法問題で得点を取るためにも、演習量にこだわって勉強するようにしましょう。
まずは、ネクステージなどの文法問題集をやりましょう。
この時、文法事項の理解に頭を使うのが大事です。質にこだわってください。
それと並行してたくさん演習をするようにしましょう。
なるべく単元別の問題がたくさん並んでいる問題集がいいです。
例えば、『関係詞』でたくさん問題があるような問題集です。
こちらの参考書がおすすめです。
単元別に並んでおり、問題数も豊富です。こっちは量にこだわりましょう。
構文
構文の学習が受験英語における鬼門だと思っています。
基本的学習法は
きちんと学校の授業・予備校の予習をして、授業で自分がとった構文と訳があっているかチェックをし、復習でやりなおすことです。
しかし、最初はなかなかそれだけではうまくいかないと思います。
以下に構文の学習に活かせる参考書を挙げておきます。
代ゼミ講師富田一彦氏の代表的参考書です。
彼が授業で教えてくれる構文把握のノウハウが詰まっています。
紙面レベルで理解は少し大変かもしれません。
一番は彼の授業を実際に受けることです。
ポレポレは難易度が高いので、こちらが初学者向けだと思います。学習が進みレベルが上がったら、難関大志望の方はポレポレに進むのもよいです。
ですが、構文学習は英語が苦手な人にとって独学はとても大変です。
浪人生は、予備校の授業で必ず「構文」の授業があると思います。
それの予習と復習とこだわるのが最も大切でしょう。
例えば代ゼミの富田一彦講師に授業であれば、このような構文の授業を受けることが出来ます。繰り返しますが、構文の勉強は独学よりも予備校で教わるほうがおすすめです。
宅浪でどうしようもないといった人は活用をおすすめしますが、予備校で浪人するにあたり
参考書にはなるべく取り組まないということは大切なことです。
(問題集とは違います。)
授業で事足りるならば、無理して参考書をやる必要は全くありません。
私は英語の参考書は、英単語帳と文法の問題集と読解の問題集以外やりませんでした。
一番は授業の予習と復習です。
まとめ
今回は英語を伸ばすためにどのような指針で学習をすすめればいいかお伝えしました。
大事なことは、単語・文法・構文をバランスよく勉強することです。
どれが欠けてもいけません。全部取り組まないといけません。この三つを勉強したうえで、長文の演習をすることが、大学受験における英語で得点を伸ばす最短ルートです。
また、構文が特に鬼門です。
「構文なんかネイティブはやらない」なんて言わず、私たちは日本人なんですからしっかり取り組んでください。
あとはなんだかんだいいつつ、代ゼミの授業を取ることが一番の成績アップにつながります。
自分で学習することに限界を感じたならば、ぜひ代ゼミの授業を取ってみてください。
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